電子@連絡帳の活用

病気を抱えたり介護が必要になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう保健・医療・介護・福祉の関係者が連携を図り、一体的にサービスが提供できるように在宅医療・福祉統合型支援ネットワークシステム「ゆめはまちゃん医療・介護ネットワーク」を立ち上げました。
電子@連絡帳を使用すると、利用者登録されたパソコンからであれば、何時でも何処からも現在利用されている支援機関の間の情報伝達をスムーズに行うことができます。
在宅療養に関わる多職種間での情報共有にご活用ください。

地域包括ケアシステムの構築と整備

超高齢社会を迎えたわが国は、今後ますます高齢化率が高まることが予測されています。
その問題のターニングポイントとなるのが、2025年です。いわゆる団塊の世代が70代半ばを超え、支援を必要とする高齢者数がピークに達するため、社会そのものに対するストレスが最も高くなると考えられています。
医療においては、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、慢性腎疾患等の慢性疾患が医療費の大半を占める一方で、介護対象者の増加による介護給付の増大も大きな社会問題となっています。
そのため、医療と介護問題を含む福祉の問題は、切り離すことができない問題です。
国は、その対策として「地域包括ケアシステム」を構築するため、5つの柱を打ち出しています。
① 医療との連携強化、② 介護サービスの充実強化、③ 予防の推進、④ 見守り、配食、買い物など多様な生活支援サービスの確保や権利擁護など、⑤ 高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリーの高齢者住まいの整備です。
桑名市におきましても、平成27年3月に「桑名市地域包括ケア計画」を策定し、桑名市民が住み慣れた地域で生き生きと暮らし続けて人生の最期を迎えられるよう、また、安心して医療や介護のサービスを受けることができるよう、本計画を着実に推進しております。