1月12日(日)に、愛知県医療的ケアラインさんと共催し、ピアサポート研修会を開催(会場とオンライン)しました。
ピア(peer)は、同じような立場や環境、経験等を共にする人達を表す言葉で、仲間を意味します。
ピアサポート(peer support)は、同じ課題や環境を体験する人がその体験から来る感情を共有すること、支え合いを表す言葉です。
今回の開催は、「ご家族の不安や困りごとを知る機会が欲しい、当事者の思いに寄添う支援をしていきたい」センター職員と「わが子に医療的ケアが必要になってしまった。重い障がいを負ったという現実を前にして戸惑いや不安、絶望感。そんな心の中を誰にも話せず抱え込んでしまい孤立しがちな家族の気持ちに、少しでも寄り添い、一歩前に歩きだせるようサポートしていきたい・・・、ピアサポート交流会をはじめたい」愛知県医療的ケアラインの思いの一致から始まりました。
第1回は、ピアサポートの基礎を学ぶ場として、愛知県の当事者家族と東京都杉並区の認定NPO法人 みかんぐみさんからお話しを伺いました。
当日は会場参加19名、オンライン参加46名、運営のお手伝いを頂いた方々を含めると計80名での開催となりました。
会場にお越しいただいた皆さま、オンラインで参加していただいた皆さま、運営にお手伝いいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
あいち医療的ケア児支援センターは、医療的ケア児およびそのご家族がお住まいの地域で適切な支援が受けられ、健やかな成長ができるよう、今後もこの支援活動を応援していきたいと考えています。
皆さんも機会があれば、ピアサポート研修会に参加してみませんか。
川井由紀(あいち医療的ケア児支援センター)