「このはネット」でつながる、ささえる

 "障害があっても安心して住み慣れたまちで暮らしたい・・"
 そんな願いを持つ方々の思いにこたえるべく、このたび愛知県医療療育総合センターにおいて「このはネット」を運用することになりました。
 医療的ケアを必要とする障害児者の方々が、ご家庭や地域の施設において、適切な医療や介護そして療育を受けるためには、医師、看護師始め、関係する多職種の支援者の連携が欠かせません。
 そこで、患者さんやご家族のみならず、在宅医療を支える医師や訪問看護師など、患者さんやご家族を支える方々のお力に少しでもなれるよう、当院が中心となって運用を始めたのが「このはネット」です。「このはネット」で各々がつながることにより、スピーディーに医療・介護・療育に関わる情報が共有できるようになり、連携もよりスムーズになることが期待できます。
 また、患者さんやご家族がご自身で「ここのーと」を合わせて利用していただくことで、プライバシー保護を厳重に図りながら、患者さんやご家族のつぶやきや日々のくらしの記録を支援者と共有することもできます。これによって、患者さんのふだんの様子が支援者に直接伝わり、よりきめ細かなサポートの提供が可能となります。
 「このはネット」を使って関係者の間でやりとりされる内容は、外部に公開されることはありませんので安心してご利用いただけます。
 ぜひ、ご活用ください。