ふれあいフェスティバル 在宅人工呼吸療法部門

 9月29日(日)、ふれあいフェスティバルが催されました。
 在宅人工呼吸療法部門からは、NPPV(マスクを使用した人工呼吸療法)をしている患者さんに向けて、いろいろな種類のマスクを展示しました。希望された方には試着も行いました。試着したマスクを気に入られ、変更を検討される方もいらっしゃいました。当日は、あいにくの悪天候でしたが、想像以上に好評でした。

 かつて、マスクは、人工呼吸器の業者ごとに使える種類がある程度決まっていました。患者さんにとって、人工呼吸器の選定以上にマスク選択やフィッティングが重要となり得ることを、業者さんと話すこともありました。現在では、業者の方々のご理解とご尽力で、マスクの選択範囲がとても広がっています。多様なマスクが出てくる一方で、お気に入りのマスクが製造中止になるなど、人工呼吸器同様、商品の入れ替わりも多いですが、情報の更新に努めてまいります。

 ご参加いただいた皆様、マスクを提供いただいた業者の皆様、ありがとうございました。皆様からいただきました貴重なご意見やご感想は、今後のマスク選定に活かしてまいる所存です。

 私たち在宅人工呼吸療法部門は、医師、看護師、理学療法士、保育士、社会福祉士、運用部職員、臨床工学技士の多職種で構成され、このはネットを通じて、在宅人工呼吸器を使用している皆様と情報共有させていただきます。
 今後ともよろしくお願いいたします。

坂口滋崇(臨床工学科技士)