医療的要援護者の登録

※「医療的要援護者」は、災害時避難行動要支援者と区別するため、津島市が独自に使用する造語です。

登録の目的

災害時には、市内に災害時医療救護所が設置され、医療関係者の力は救護所に集約されます。また、避難所など居所以外で避難生活となることも考えられます。平常時と比べ、医療や介護の関係者の連携が困難となることが予想されます。

災害時においても、在宅療養者への医療情報の提供や関係者の情報共有を行うことで、早期の治療再開や関係者の連携を図れるように、「つながろまい津島」の災害マッピング機能を活用し、災害時に特に医療的な支援を必要とする方(医療的要援護者)を登録しています。

※ご注意 対象者の事前の把握、関係者の情報共有を目的としており、災害時に市や関係者が直接救助や救護に向かうものではありません。

医療的要援護者とは

災害時に、多数の方の情報を把握することは困難であるため、対象となる方を「医師又は看護師でなければ対応できない疾病を有する方」に限定します。

具体的には、次の①から⑥までに該当する在宅の方です。

  • ① 呼吸【気管切開、呼吸器による侵襲的陽圧呼吸や非侵襲的陽圧呼吸、酸素療法、吸引】
  • ② 栄養【経管栄養(胃瘻・経鼻・腸瘻)、中心静脈栄養】
  • ③ 排泄【膀胱留置カテーテル、自己導尿、ストーマ(尿・便)】
  • ④ 注射【インスリン、麻薬、持続点滴等】(自身又は家族による注射を除く)
  • ⑤ 透析【人工血液透析、腹膜透析】
  • ⑥ その他特別の医療を在宅で受けている方

登録の手続き

ケアマネジャー、地域包括支援センター、訪問看護師からの情報提供により登録しています。

担当してみえる在宅療養者で、対象となる方がいる場合、「医療的要援護者情報提供書」を市高齢介護課地域包括ケアグループにご提出ください。

提供書中、特別な医療の項目のうち「処置の詳細」欄については、わかる範囲での記載で結構です。

※医療的要援護者情報提供書は、以下からダウンロードしてください。

登録に関する同意

医療的要援護者情報提供書を提出いただくことについて、本人の同意 は必要ありません。

ただし、「つながろまい津島」の利用が前提となるため、「つながろまい津島」の同意書は必要です。「つながろまい津島」に未登録の患者 の場合は、「つながろまい津島」の同意書を取得していただいたうえ で、医療的要援護者情報提供書をご提出ください。