健やかにっしん・ヘルピーネットとは
住み慣れた地域での在宅療養生活を支えるため、医療・介護関係者間で速やかな情報提供や情報共有が行われるよう支援するためのツールのひとつとして、在宅医療・介護連携ネットワーク「健やかにっしん・ヘルピーネット」を導入しました。
地域包括ケアシステムの構築と整備
超高齢社会を迎えたわが国は、今後ますます高齢化率が高まることが予測され、2025年には、いわゆる団塊の世代が70代半ばを超え、支援を必要とする高齢者数の大幅な増加が見込まれるため、早急な対策が必要となります。
医療においては、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、慢性腎疾患等の慢性疾患が医療費の大半を占める一方で、介護対象者の増加による介護給付の増大も大きな社会問題となっています。
国は、その対策として「地域包括ケアシステム」を構築するため、5つの柱を打ち出しています。
① 医療との連携強化、② 介護サービスの充実強化、③ 予防の推進、④ 見守り、配食、買い物など多様な生活支援サービスの確保や権利擁護など、⑤ 高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリーの高齢者住まいの整備です。
ネットワークの概要
広域連携協定について
♢ヘルピーネット上で連携できる市町村等(令和5年4月現在)
- 尾張東部医療圏(瀬戸市・尾張旭市・豊明市・長久手市・東郷町)
- 尾張中部医療圏(清須市・北名古屋市・豊山町)
- 尾張北部医療圏(春日井市・小牧市・岩倉市)
- 尾張西部医療圏(一宮市・稲沢市)
- 西三河北部医療圏(豊田市・みよし市)
- 西三河南部西医療圏(安城市・刈谷市・知立市・高浜市・碧南市・西尾市)
- 西三河南部東医療圏(岡崎市・幸田町)
- 東三河北部医療圏・南部医療圏(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村)
- 海部医療圏(津島市・愛西市・弥富市・あま市・大治町・蟹江町・飛島村)
- 知多半島医療圏(大府市・東海市・知多市・半田市・常滑市・美浜町・南知多町・武豊町・阿久比町・東浦町)
- その他(愛知県医療療育総合センター・名古屋大学循環器内科)