新年あけましておめでとうございます。
この原稿を書いているのは2025年の年末なので、2025年に出会った印象に残っている言葉をみなさんと共有しようと思います。
灰谷健次郎さんの書籍「優しさという階段」より
「人間として自立するためではなく、規制の秩序を維持する社会人としての資格を得るために教育の力を借りるという本音が多数の人々の中にあるうちは本当の意味の人間教育は成立しないだろう。
子供は社会人としての資格を得るためではなく、人間としての自立を果たすために学校教育を必要としている。」
これは学校教育について書かれた言葉なのですが、家庭教育や療育に当てはめても、子どもがその人らしく生きていくために私たちが考えるべきことについて示唆に富んだ問いかけだと思いました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
稲葉 美枝(小児内科・遺伝診療科医師)