■近年、全国の消費生活センター等には、FX取引(外国為替証拠金取引)に関する相談が寄せられており、特にシニア層を中心に増加傾向がみられます。
寄せられた相談を見ると、SNSやインターネット上の広告、SNSで知り合った人からの紹介等をきっかけにSNSの投資グループに誘われ、そこでFX取引を持ち掛けられるという新たなパターンが目立つようになっています。消費者は投資グループ内での指示通りに、指定された個人名義の口座に次々とお金を振り込みますが、最後はお金を一切引き出せなくなるという詐欺的な手口です。(国民生活センターHPより転載)
【手口のイメージ】
1. SNSのグループチャットに誘われる
2. グループチャット内で参加者から成功体験を聞かされ、FX取引に誘われる
3. お金を振り込むと最初は利益が出たように見え、次々と送金を要求される
4. 出金できず、FX業者ともグループチャットのメンバーとも連絡が取れなくなる
■国民生活センターからのアドバイス
• SNS上の投資グループに注意してください
• 振込先に個人名義の口座を指定された場合、絶対に振り込まないでください
• 無登録業者との取引は行わないでください
• FX取引の仕組みがよく分からなければ契約しないでください
• 不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう
★参考
国民生活センター「見守り新鮮情報」
「SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル-その仲間、信じて大丈夫?- (kokusen.go.jp)」
支援者の皆様へ
利用者の方から特殊詐欺や消費者被害の相談を受けた際は、本人や家族を通じて下記の問合せ先に相談するよう、ご案内ください。
●問合せ・相談先
★特殊詐欺について
碧南警察署 0566-46-0110
★消費者被害について
消費者ホットライン(局番なしの3桁)188