いえやすネットとは

岡崎市・幸田町の目指す地域包括ケアシステム

岡崎市では、平成27年2月に高齢化率が21%を超え、超高齢社会を迎えました。また、幸田町においても平成27年8月に高齢化率が20%を超えております。人口推計では、65歳以上の高齢者が急速に増加するのに対し、若者世代はゆるやかに減少する見込みです。医療や介護ニーズの高まりに対して、人材や財源の確保には限界があるため、効率的で質の高いサービスの提供(共助、公助)だけでなく、自身による健康管理(自助)や、ボランティアなどの担い手の発掘、地域の支え合い(互助)など、多くの人がネットワークを作り地域づくりをしていくことが必要です。

団塊の世代が75歳以上となる2025年までに、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、医療・介護・予防・生活支援・住まいが一体的に提供される仕組みである「地域包括ケアシステム」の実現が求められています。

「 家で安心!」岡崎幸田いえやすネットワークの確立

岡崎市では平成26年度より、地域包括ケアの実現に向け、岡崎市医師会や岡崎市介護サービス事業者連絡協議会、長寿課が中心となり、岡崎市在宅医療連携協議会を立ち上げました。平成27年には、岡崎市・幸田町から成る西三河南部東医療圏の保健・医療・福祉サービスの地域連携ネットワークを推進する「岡崎幸田いえやすネットワーク」を発足させました。

保健・医療・福祉サービスを提供するサービス提供者は、本人・家族・住民を中心とした保健・医療・福祉の統合を図り、住民ひとりひとりは自立した生活と健康づくりを目指します。

岡崎市医師会、岡崎歯科医師会、岡崎薬剤師会、岡崎市介護サービス事業者連絡協議会、幸田町介護サービス事業者連絡協議会、地域包括支援センター、岡崎市、幸田町が参加した岡崎市幸田町保健・医療・福祉ネットワークが運用する電子@連絡帳システム「岡崎幸田いえやすネットワーク」で「家で安心!」を目指します。