愛・ながくて夢ネットとは

事業の背景

 日本は諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しており、団塊の世代が75歳以上となる2025年(令和7年)以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。国は、医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を進めております。

 長久手市においても、切れ目のない在宅医療と介護の連携構築のため、平成26年7月から電子@連絡帳「愛・ながくて夢ネット」を導入し、病院、診療所、歯科医院、薬局、訪問看護ステーション、介護保険事業所、行政等が相互に情報共有しながら支援を行えるように多職種の情報連携ツールとして活用しています。

長久手市の目指す地域包括ケア

 地域包括ケアとは、高齢者をはじめとして、市民が幸せに暮らし続けられるように、地域の様々な支援を包括的に考えて、創っていくことです。

 本市では地域包括ケアのイメージを「豊かな森林」とし、一人ひとりが木で、木を育む光、水、土などを多様な支援と考えます。木は一本一本個性があるけれど、木という本質は一緒で、それぞれが互いに影響し合って生きています。自分自身の個性を知り、周りもそれを理解し、個性を森林全体の育成に調和させるように活かすことが地域包括ケアの根幹として重要であるとの考えを表現しています。 また、一本一本の木は、根と幹と葉で構成されています。それらをそれぞれ、こころ、からだ、くらしと位置づけ、木が成長するために、その3つが調和して働くことが幸せを整えるものと位置づけます。こころ・からだ・くらしが調和したところに幸福の花が咲くイメージで、その調和を周りから支えるものが地域包括ケア、と考えています。

一人ひとりを木に例えてとらえてみると

ネットワークの概要

ネットワークの概要

運営分科会概要

 平成26年7月1日より「愛・ながくて夢ネット」は長久手市による運用を開始しました。「愛・ながくて夢ネット」の運営主体として長久手市医療・介護・福祉ネットワーク運営分科会を設置し、運営方針の決定や参加機関の承認等を行っています。

長久手市医療・介護・福祉ネットワーク運営分科会(愛・ながくて夢ネット)運営体制

専門部会組織図

規約は下記よりご覧いただけます。

▶利用規約
▶愛・ながくて夢ネット運営規約