ミーナネットとは

ミーナネットとは

 医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、かかりつけ医、歯科医、薬局、訪問看護ステーション、ケアマネジャー、ヘルパー、デイサービス、行政、地域包括支援センターなどの医療、介護の関係者が連携し情報を共有しながら、切れ目なく在宅医療と在宅介護を一体的に提供するための安心・安全でセキュリティレベルの高い医療・介護・福祉ネットワークシステムです。

南知多町が目指す地域包括ケアシステム

 今後、急速に高齢化が進行する中、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるようにするためには、①医療との連携強化、②介護サービスの充実強化、③介護予防の推進、④見守り、配食、買い物など多様な生活支援サービスの確保や権利擁護など、⑤高齢期になっても住み続けることのできるバリアフリーの高齢者住まいの整備など、「医療」「介護」「予防」「生活支援」「住まい」の5つの要素を切れ目なく一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築が急務であります。


 南知多町の高齢化率は35.4%(平成29年7月末現在)で、今後もさらに高齢化が進展し、団塊の世代が75歳以上となる平成37年には37.3%(推計)になると見込まれています。


 また、75歳以上になると医療や介護の必要度が急速に高まり、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみ世帯、認知症を抱える世帯の増加も予想されます。


 本町では、このような現状を踏まえ、第6次南知多町総合計画において、まちづくりの基本理念として「太陽と海と緑豊かなまちづくり」と定め、保健、医療、福祉を強化し、生涯を通じて健康な生活を送ることができるようにしていくとともに、地域で高齢者を支える体制整備を推進します。