はなしょうぶネットワークとは

わが国では、生活水準の向上や医療の発達により、急速に高齢化が進んでいます。高齢化率も年々増加し、団塊の世代が高齢期を迎え、高齢者を取り巻く社会は大き変化しています。
碧南市においても、65歳以上の高齢者人口が平成37年度には約18,000人に達し、介護を要する方も3,500人に迫ることが予測されています。
地域において援助が必要な高齢者が増えていくのは明らかであり、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるように、医療・介護・予防・住まい・生活支援を切れ目なく一体的に提供される「地域包括ケアシステム」を構築する必要があります。

地域包括ケアシステムの確立を目指す上で、医師や看護師、ケアマネジャーなど多職種の顔の見える関係作り、スムーズな連携体制の構築、多職種間での情報共有は大変重要です。 碧南市では、住み慣れた地域での在宅療養生活を支えるため、医療・介護関係者間で速やかな情報提供や情報共有が行われるよう支援するためのツールのひとつして在宅医療・介護連携ネットワーク「はなしょうぶ ネットワーク」を導入しました。「はなしょうぶネットワーク」は、インターネット上でサービス利用者の情報を共有することで、サービス利用者に関わるすべての職種が、チームとなって医療・介護を提供できる仕組みになっています。

碧南市は、高齢者ほっとプラン(第6期高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画)の3つの基本理念「健康と生きがいづくり」、「支え合う地域づくり」、「安心して暮らせる環境づくり」のもと、目標である「高齢者の元気と在宅生活をみんなで支えるまちづくり」の実現を目指します。