【注意喚起】不安をあおって契約させる 給湯器の点検商法に注意!!

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 高浜市権利擁護支援センターでは、支援者の方に向けて市内や近隣市で発生した特殊詐欺や消費者被害の情報を随時発信しています。

 

【市内で点検商法と思われる訪問がありました】

 市内在住の高齢者宅に知らない業者が訪問し、「給湯器の点検をする」と言い、自宅に上がり中を見て行くということがありました。

 業者は2時間程度滞在し、「50万円くらい払えば、今後の支払いは不要」、「今だけのキャンペーン価格」と話し、その場で給湯器の契約をするよう言ってきたとのことです。

 今回は本人が断り、契約にはなりませんでしたが、話を聞いた親族が心配し支援者に相談したことで発覚しました。

 

■国民生活センターの「見守り新鮮情報」にも類似の事案が紹介されています

 数日前、いきなり業者が訪問し「ガス給湯器の点検に回っている」と言われたので、話を聞いてしまった。

 業者は道路から給湯器を見た様子で「すぐに交換しなければ危ない」と言ってきた。最近交換したばかりなので不審に思ったが、もし不具合がありお風呂に入れなくなったら大変だと思い、承諾してしまった。費用は50万円だという。高額だし、不審なので、この契約を止めたい。

 

■国民生活センターでは、ひとこと助言として以下が挙げられています

・点検を口実に訪問し、消費者の不安をあおるなどして新たに製品を購入させる手口です。安易に点検に応じないようにしましょう

・点検後に製品の購入を勧められても、その場ですぐに契約しないようにしましょう。不安な場合、本当に交換が必要か契約先のガス事業者等に相談しましょう

・購入する場合は、複数社から見積もりを取ることが大切です

・給湯器は、長期間の使用により重大な事故が起こる可能性もあります。業界団体では、10年を目安に信頼できる事業者による点検や取替を推奨しています

・契約してしまっても、クーリング・オフができる場合があります。困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)

 

支援者の皆さんへ

 利用者から特殊詐欺や消費者被害の相談を受けた際は、本人や家族を通じて下記の問合せ先に相談するよう、ご案内ください。

 

■問合せ・相談先

・特殊詐欺については、碧南警察署(0566-46-0110)にご相談ください

・消費者被害については、消費者ホットライン(局番なし3桁・188)にもご相談できます