令和元年度 在宅医療・介護 市民講演会を開催しました

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令和2年2月8日(土曜日)にまなび創造館あさひホールにおいて、令和元年度在宅医療・介護 市民講演会 「あなたはどう考えますか?最高の人生の終わり方~医療・ケアチームと話し合うACP(人生会議)~」を開催しました。(来場者300名)

今年度は、小牧市民病院緩和ケアセンター部長 渡邊紘章医師の監修により作成しました自分らしい生き方について考えるための冊子である「わた史ノート」から始まる終末期の迎え方について、市内で実際に医療や介護に従事している専門職の方々で構成する「こまき山劇団」の皆さんによる劇を通して、ご来場の皆さまにお伝えさせていただきました。

「こまき山劇団」の総監督であり、また、小牧市在宅医療介護連携推進協議会会長 浅井医師からは、「日本人は、人生の最期について考える時、どうしても遺産などの話になることが多い。しかし、最期まで自分らしく生きていくためには、医療や介護が必要となった時に、どこで、どんな治療や支援を受けたいかを自分が信頼する人にしっかり伝えておく必要がある。これには最終的な居場所も含まれる。自分の意思を伝えておくことは、本人の幸せにつながり、家族を含めた周囲の満足度と方針決定の負担軽減にもつながってくる。人生の最期についてと聞くとどうしても話題が重く話すことを躊躇する傾向にあるが、自分の意思表示ができるときに、話し合う環境が整っていくことを期待している。」との思いを示していただきました。

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